成功している宿泊施設の広告費を大調査!
「何に」「いくら」かけている?

集客に欠かせない広告費ですが、一体「何に」「いくら」かけるのがよいのか迷ったことはありませんか? そこで今回は経営が順調な宿泊施設経営者103名に調査を実施。売上に対する広告費の割合、広告の目的と手法、効果のあった施策となかった施策など、気になるポイントをお伝えします。

売上に対する適正広告費割合は5~10%が有力

まず気になる「いくら」を見てみましょう。年間売上に占める広告費の割合を尋ねると、約半数が「5%未満」と回答しています。これを売上別に見ると、売上「1,000万円未満」のグループの7割以上、また「1億円以上」のグループの半数以上が広告費割合を「5%未満」だと回答しましたが、「1,000万円以上5,000万円未満」のグループと「5,000万円以上1億円未満」のグループでは広告費割合を「5%以上10%未満」と回答した割合が3~4割と最も多くなりました。

売上規模別年間売上に占める広告費割合

現在の広告費についてどう感じているか尋ねると、広告費割合を「5%未満」とした人の約半数が「広告費をあまり使っていない/全く使っていない」と回答する一方、「5%以上10%未満」と回答した人の半数が「広告費は適正」だと回答しています。広告費は売上に結びつきやすいコストであるため、ある程度確保すべきだという認識があるようです。

現在の広告費についてどう感じているか

予約サイトへの投資が認知度・新規予約獲得に貢献

次に、実施した広告の目的と内容を見ていきましょう。まず広告を実施する一番の目的を尋ねたところ、最も多く挙げられたのは「認知度UP」。そのための手法としては「SEO対策」が最も多く、次いで「予約サイトへの掲載」でした。目的として次に多かったのは「新規予約数UP」で、その手法としては「予約サイトへの掲載」が最も多く、認知度・新規予約数獲得の両方で予約サイトが活用されているようです。

認知度・新規予約数UPのために活用した広告

実際に最も成功した広告について尋ねると、「予約サイトへの掲載」が最も多く、「新規顧客が増えた」という声が多く挙がったことから、効果が出ていることがより活用を促進しているのではないかと考えられます。
興味深いのは、「新規予約数UP」を一番の目的に挙げた人が使っている手法として、「予約サイト掲載」の次に「ウェブ広告」と並んで「雑誌・新聞・折込チラシ」を挙げていることです。しかし、最も失敗した広告を尋ねた質問で群を抜いて多かった回答もまた「雑誌・新聞・折込チラシ」で、その失敗理由として「費用対効果が悪い」という声が複数挙がりました。

今回の結果を参考に、改めて自社の広告費割合や施策内容を見直してみてはいかがでしょうか。

文中グラフ出典:株式会社リクルートファイナンスパートナーズ独自調査 2019年5月(調査対象:「経営がうまくいっている」認識を持つ宿泊施設経営者103名)

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Yuna Park(ユナ・パク)
この記事は私が書きました
Yuna Park(ユナ・パク)さん

教材・結婚情報誌の編集・企画業務を経て、サンフランシスコのUXデザインコンサルティング会社で社内外のコンテンツマーケティングの統括責任者を務めた経歴を持つ。現在は独立しライター・マーケティングコンサルタントとして活動中。

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