銀行以外で融資を受けるメリット・デメリット

資金調達は、中小企業経営における最も重要な経営課題であることは言うまでもありませんが、実際、世の中にはどのような調達手段が存在し、そのメリット・デメリットは何なのかを正確に理解できている経営者はまだまだ少ないのが実態です。
これらのポイントを理解できているか否かは、その後の事業展開の成功確率やスピードに直結しますので、理解を深めておきたいところです。今回は、経営者の皆さんに知っておいてほしい資金調達の種類や難易度についてご紹介します。

主な資金調達手段と、そのメリット・デメリット

企業の資金調達手段としては、返済義務はないがコストの高い「エクイティ(=株式)ファイナンス」、企業が持つ売掛金などの資産を一部売却する形で調達する「アセットファイナンス」等の手段もありますが、今回は中小企業にとって最も一般的と言える「デッド(=借入れ)ファイナンス」にフォーカスして整理します。

種別、銀行および信用金庫借入れ、保証協会等制度融資、ビジネスローン、私募債発行

上記に加えて、最近では「クラウドファンディング」と呼ばれる、個々人が少額から投資できる仕組みも注目を集めています。ただし、資金調達に時間がかかる、いくら調達できるか読みにくい等の難点もあり、必要な金額・時期が明確になっているケースにはあまり適さない手段と言わざるを得ません。

スピーディーかつ自由さが特長のビジネスローンは、攻める経営者の味方

ビジネスローンのデメリットとして金利が高いことを記載していますが、ビジネスローンにも色々な種類があり、リクルートが運営する『パートナーズローン』のようにいつでも返済可能なローンについては、借入れ期間を最小化することで実質の金利負担額を最小限に抑えることも可能になります。

各資金調達手法のメリット・デメリットを理解した上で、その時々で自社の資金調達にとっての最優先事項を整理して、最善の資金調達を実現していきたいですね。

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森 暁郎(もり あきお)
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森 暁郎(もり あきお)さん

慶應義塾大学経済学部卒業。コロンビア大学経営大学院修士課程修了(MBA)。メガバンクの赤坂支店で中小企業向け融資を担当。その後NY支店にて買収ファイナンス等に従事。MBA取得後はGE Japanにて大型の買収案件を手掛けた後、現在は社会人向けの経営大学院にてカネ系科目の教員を務めながら、複数の中小企業の経営に参画。

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