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ビジネスローンは即日融資が可能?

「今日中にお金が必要」「即日融資を受けられるビジネスローンを知りたい」と焦っている経営者、個人事業主の方のために、即日で借りられるビジネスローンについて解説します。まずは即日融資を受けて資金繰りを改善してから、善後策を考えましょう。そして借りたお金をできるだけ早く返済し、今後の資金繰り全体を改善していきましょう。

即日で借りられるビジネスローンはあるのか?

ビジネスローンを提供している金融機関は、政府系金融機関、民間の銀行、ノンバンクなどがあります。

  • 政府系金融機関

政府系金融機関は、低金利で融資を受けられることがメリットです。また、業務実績が短く信用力が低い方でも融資を受けられる可能性があります。ただし、融資を受けるまでにおおむね3週間から1カ月半程度の時間がかかります。

  • 民間の銀行

民間の銀行のビジネスローンは、申込みから審査の完了まで早くても2~3営業日、場合によっては10営業日ほどかかることがあり、融資の実行まではさらに時間がかかります。融資申込みのために決算書や試算表を用意しなければならないことがほとんどで、書類を準備する時間も必要です。

  • ノンバンク

政府系金融機関や銀行に対して、審査や融資の実行までがスピーディーなのは、ノンバンクのビジネスローンです。なかには「即日融資も可能です」というローンもあります。ただし「可能」というだけで、絶対に即日融資が受けられるとは限りませんので、事前に条件を確認しましょう。また、金利面では政府系金融機関や銀行に比べて高めに設定されています。

では「即日融資が可能」とされているビジネスローンは、なぜそんなに早く審査や融資ができるのでしょうか。
1つの大きな理由は『スコアリングシステム』を導入していることです。利用希望者が提出した決算書や試算表の内容をシステムに読み取らせ、融資の可否や融資可能額を判別させるスコアリングシステムの導入により、短時間で審査が可能となるのです。

店頭で担当者と向き合って手続きを進めるのではなく、オンラインで申込みが完結する仕組みを採用していることも、短時間での手続きを可能としています。
例えば、リクルートが提供する『パートナーズローン』であれば、パソコンやスマホで申込みを完結させることができ、最短で当日中に融資が実行されるというスピーディーさです。

即日利用する際の注意点

即日融資が受けられるビジネスローンの注意点は、政府系金融機関や銀行のビジネスローンに比べて金利が高い傾向にあるということです。
さらに銀行のローンは融資上限額が約6~7億円ですが、ノンバンクのビジネスローンはおおよそ数百万~1,000万円程度です。

そのため、ノンバンクの金利が高いローンは多額で長期間の借入れには向いていません。突発的な出来事に対応するために、最小限の借入れに留めた方が良いでしょう。上限額が低いことも借り過ぎを抑えるためのストッパーになってくれている、という見方ができます。

また、金利が高いローンは資金に余裕ができたら早めに返済することも心がけましょう。
例えば、年利15%で100万円を借入れ、5年で返済した場合の返済総額は1,427,378円です。一方、同じ条件で借入れたものの、半年後に繰上返済をした場合は1,072,845円となり、返済総額には354,533円もの差額が生じます。

即日融資を実現するための注意点

  • 利用申込みはできるだけ早い時間に

まず、利用申込みはできるだけ早い時間に行いましょう。午後の遅い時間になると、資金の振り込みを受ける銀行口座の即日入金受付が終わってしまうこともあります。
利用申込みはインターネットで24時間受付けているビジネスローンもあるので、必要書類などが準備できたらすぐに申込みましょう。

  • 必要書類は事前に確認、用意

必要書類は事前に必ず確認し、手の届く所に揃えてから申込みましょう。書類のアップロード作業中に「他の書類も必要だった!」と探していると時間切れになり、それまで入力した内容まで消えてしまうことがあります。

必要書類は、どのビジネスローンを利用してもほとんど違いがありません。一般的には、以下の書類が必要です。
 - 利用申込みをする会社代表者、個人事業主の本人確認書類
 - 決算書2期分または確定申告書2期分
 - 法人登記簿謄本または登記事項証明書
その他、納税証明書が必要な場合もあります。

  • 申込み情報は間違いなく記載

申込みフォームは間違いがないように記入してください。申込者や会社の情報を誤って記入すると、審査を通過することが難しくなります。必要書類のアップロードも画面で指示される手順に従って間違いなく行いましょう。

  • 複数のビジネスローンへの同時申込みはしない

複数のビジネスローンに同時に申込むことはやめましょう。信用情報機関には「あなたから申込みがあった」事実が記録されています。短時間で複数の申込みをした事実が分かると、金銭的な余裕がない状況と判断され、審査の結果が厳しくなる可能性もあります。

その他、即日融資には「午前中に申込み」などの条件があるケースや「審査は即日可能でも融資の実行は翌日」というケースもあるので注意しましょう。

以上のような点に気をつけて、まずは1つのローンだけに絞って申込みましょう。万が一融資が受けられないという結果になった場合は、どの点が良くなかったのかを見直し、その点を改善してから次の申込みをしましょう。
「もし審査に落ちたら、次のローンへすぐ申込みをしたい」という場合、審査結果が早く分かるローンから申込みをする方が安心です。先ほどお伝えしたように即日融資を受けるためには、利用申込みを早い時間に済ませた方が確実ですので、審査結果が早く分かる方が安心です。

法人でも個人事業主でも、経営をしていれば「今すぐに現金が必要」という状況はよくあります。紹介した通り、即日融資可能なビジネスローンは複数の企業が提供しているので、緊急で資金に困った際は状況に合うサービスを探して利用すると良いでしょう。
リクルートが提供する『パートナーズローン』は、決算書に依存しない審査の仕組みを導入しているため、スピーディーな対応が可能です。サービス内容も充実しているので、ビジネスローンをご検討されている方はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

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河野 陽炎(こうの かげろう)
この記事は私が書きました
河野 陽炎(こうの かげろう)さん

大阪市立大学大学院修了(理学修士)。不動産実務検定1級、3級ファイナンシャルプランニング技能士。ライター、コラムニストとして活動し、金融・経済関係の原稿を数多く手がける。

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